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東方MMD Ranking 11年1月 【集計期間】 2011年1月投稿作品 【集計方法】 再生数+(コメント数x補正値)+マイリスト登録数x20 ※補正値はニコラン準拠 【集計対象】 「東方MMD」タグのある作品、東方MMDモデルを使用している作品 結果(動画内では31位~100位も結果のみ紹介) ※同一作者のVer.違い&テスト作品は上位を紹介。(似たタイトルでも異なった作品なら紹介)。 ※動画の二次使用・転載作品・比較動画・ランキング動画・大人の事情等は除外。 順位 動画サムネイル 動画詳細 1 動画名 【MMD】 こっち向いてbaby 【風見幽香】 動画ID sm13331196 備考 2 動画名 【MMD×一本満足バー】 満足した霊夢さん 動画ID sm13296301 備考 3 動画名 【東方MMD】 みんなでこっち向いてBaby 動画ID sm13371426 備考 4 動画名 【MMD】 幽香さんの踊るミラクルペイント 【ミニスカVer】 動画ID sm13317383 備考 5 動画名 【第6回MMD杯予選】 インテルのCMが凄すぎる件を逆輸入 動画ID sm13368244 備考 6 動画名 兎さん達でNostalogic【聖白蓮モデル配布】 動画ID sm13279256 備考 7 動画名 【東方MMD】誰も買い物しないから来てやったんだぜこっち向いてBaby☆ 動画ID sm13428369 備考 8 動画名 【東方MMD】ヨッパ霊夢でこっち向いてBaby 動画ID sm13382190 備考 9 動画名 【東方MMD】パチュリーでこっち向いてBaby 動画ID sm13343638 備考 10 動画名 【MMD】紫さまに踊っていただいた(テスト) 動画ID sm13445313 備考 11 動画名 【MMD】Nyanyanyanyanyanyanya!【火焔猫燐配布】 動画ID sm13273083 備考 12 動画名 【東方MMD】こっち向いてよ 可愛い さっちゃん!【十六夜咲夜】 動画ID sm13341730 備考 13 動画名 【MMD】ちび霊夢で「こっち向いてBaby」 【モデル配布】 動画ID sm13347322 備考 14 動画名 【第6回MMD杯予選】 推手 【MikuMikuDance】 動画ID sm13365739 備考 15 動画名 【MMD】東方物語:「君の知らない物語」 動画ID sm13415011 備考 16 動画名 【第6回MMD杯予選】東方MMD×サイキックフォース 動画ID sm13368042 備考 17 動画名 【DXライブラリ】東方紅魔郷を3Dで再現してみた(VSレミリア) 動画ID sm13244392 備考 18 動画名 【MikuMikuDance】 こっち向いてBaby 【射命丸】 動画ID sm13335111 備考 19 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 動画名 【第6回MMD杯予選】東方タイムクライシス うどんげシナリオ 動画ID sm13369304 備考 20 動画名 【MMD】ウドンゲイナー・オーバー!【東方】 動画ID sm13441390 備考 21 動画名 【MikuMikuDance】Bad_Apple!! のモーションを作ってみました【東方MMD】 動画ID sm13212041 備考 22 動画名 【MikuMikuDance】衣玖さんが商売始めました【東方MMD】 動画ID sm13317351 備考 23 動画名 【モーション配布あり】Bad_Apple!! のモーションを作りました【東方MMD】 動画ID sm13266847 備考 24 動画名 鬼巫女と禍・霊夢(12P)でマトリョシカ(踊ってみた) 動画ID sm13298759 備考 25 動画名 【東方MMD】短スカ魔理沙で『こっち向いてBaby』 動画ID sm13322921 備考 26 動画名 【東方MMD】ねこさくやさん!こっち向いてよBaby【MikuMikuDance】 動画ID sm13356234 備考 27 動画名 【MMD】西行寺幽々子でWAVEFILE【幽々子モデルVer.1.0配布】 動画ID sm13363645 備考 28 動画名 【東方MMD】スカーレット姉妹と古明地姉妹でルカルカ★ナイトフィーバー 動画ID sm13304355 備考 29 動画名 【MMD】お嬢様で『こっち向いてBaby』ごっこ 動画ID sm13363892 備考 30 動画名 【MMD】兎年なのでうどんげでこっち向いてBaby【こっち向いてBaby】 動画ID sm13410980 備考 ピックアップ P1 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 動画名 シムピープルを久々に永遠亭の午後 107 【シム東方】 動画ID sm13264061 備考 P1 動画名 【東方MMD】風神録ボスで踊ってみた 動画ID sm13447291 備考 P1 動画名 肉まんVer.1.0モデル配布 動画ID sm13405793 備考 P1 動画名 【MMD】美鈴でマンボ! 動画ID sm13242206 備考 P1 動画名 【東方MMD】五大老サービスメドレー【東方五大老】 動画ID sm13303115 備考 P2 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 動画名 【第6回MMD杯予選】THE TOWER OF THE BLOOD【再up】 動画ID sm13399026 備考 ユーザー削除済み PS 動画名 【第6回MMD杯予選】スカーレット姉妹がアンニュイな~に合わせて踊ったよ 動画ID sm13368788 備考 PS 動画名 【第6回MMD杯予選】夏の花を 想ふ 動画ID sm13378649 備考 PS imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 動画名 【第6回MMD杯予選】東方スケッチ【OP風味】 動画ID sm13366959 備考 PS imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 動画名 【第6回MMD杯予選】おとめ妖怪?れいむ【OP風味】 動画ID sm13387481 備考 PS 動画名 【第6回MMD杯予選】スカーレット姉妹でマトリョシカ 動画ID sm13377054 備考 PS 動画名 【第6回MMD杯予選】主人公とEXボス娘でストリートダンス【東方MMD】 動画ID sm13371456 備考 PS 動画名 【第6回MMD杯予選】「砕月」伊吹単鬼夜行図 動画ID sm13392120 備考 PS 動画名 【第6回MMD杯予選】ゆうかりんでSexy Dinamite! 動画ID sm13380694 備考 P2 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 動画名 【東方MMD】小野塚小町でSMOKY THRILL【改造モデルテスト】 動画ID sm13346594 備考 P2 動画名 【MMD】射命丸ver_min.公開動画(暫定版) 動画ID sm13186040 備考 OP 動画名 【ニコカラ】 Stardust Dreams 【off vocal】 動画ID sm12250571 備考 ED 動画名 東方萃夢想「砕月~天零萃夢」リアレンジ&歌ってみた(Re A&Re nG) 動画ID sm2290325 備考
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自分フィールド上に小さいお友達が三人以上いると適用される。 具体的にはルーミア、チルノ、橙、リグル、てゐ、メディスン、諏訪子、萃香、キスメ、ナズーリン、大妖精、サニーミルク、ルナチャイルド、スターサファイア、光の三妖精。 なおルーミア(EX)と八雲橙はノーカウント。 お互いに戦闘力5000のリミッターをかけるが、相手に白蓮か幽香、神奈子、幽々子、慧音、四季映姫、魅魔、永琳、紫等がいると 無効化された上にカードそのものも破壊されてしまう。 その対応範囲の広さから、絆システムを利用する上での有望株として見られている。 ちなみに三月精は合体していると、光の三妖精1体だけでこのカードを発動できる。 枠を節約できるので使いどころは色々と考えられる。 ちっちゃくなった状態で、根性文の根性が発動すると、戦闘力が少しややこしくなる。 戦闘力5000以上の文がちっちゃいものクラブをうけると、当然戦闘力は5000となる。 戦闘中に文が倒され、根性が発動すると、戦闘中、戦闘力は5500となる。 そして、戦闘が終わると、戦闘力は、元の戦闘力の1.1倍となっている。 魅魔、ゾンビフェアリー、根性リグル等、戦闘力が変化するカード全般において同様のことが起こる。 全ての戦闘終了後に元の戦闘力にそれぞれ修正が入る模様。 雛パルは不幸中の幸いを使うと、パルパルヒナヒナしてからちっちゃくなるので、複雑なことは起こらない。 戦闘終了後の戦闘力は、ちっちゃくならずにパルパルヒナヒナした場合と変わらない。 又、3ボス同盟を無効にしている模様。 ただし ♪おてんば恋娘とは異なり、HPに制限がかかるわけではない。 同じ戦闘力5000の萃香のHPバーは長いし、諏訪子のHPバーは少し短い。 3ボス同盟無効などを無視すれば、素直に戦闘力5000に見合うHPが与えられる。 カードの性質上、ヴァナとの相性は良くない。 戦力として期待できるのは諏訪子や萃香、バカルテットと使用したチルノだが、リミッターをかけてしまうのであまり相性が良くない。 強化したキスメ、萃香はなかなか死なない上に単体攻撃で敵を仕留めることが多くなかなか優秀。 二人とも地霊殿に出演しているが、ちっちゃいものを異変で拾っても、手札のちっちゃいものとでは、ちっちゃいものクラブは発動しない。 ここはてゐやキスメなど、罠持ちのユニットを使って徹底的に相手の弱体化を図るといい。 月の守りと地底の守りの二重の極みを抜けられるユニットは少ない。 ちっちゃいものクラブは、絶対秘密の魔理沙人形と同様に、大人によって無効化されると、一枚なくなってしまい、また貼りなおす必要がある。 以下、大人の皆さんによるお叱りの言葉 幽々子 …「まあ、美味しそうな子供たち」 紫 …「もう子供は家に帰りなさい」 慧音 …「ところでおまえたち宿題はやったか」(ワーハクタク時も同じ) 永琳 …「さあ腕をまくって。お注射しましょうね」 幽香 …「じゃあ今日は殺し合いをしてもらうわ」 四季映姫…「黒! 私はちっちゃくありません!」 神奈子 …「悪い子にはお仕置きが必要だな」 白蓮 …「子供が銃をとる社会などありえません!」 魅魔 …「あたしゃやらないよ」 白蓮は僧侶らしい叱咤をくれるが、幽香の場合は完全に子どもたちをいたぶりに来ている。 怖いお姉さんに捕まる前に逃げろ子どもたち!
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ハーレム?7 12スレ目 949 さて、俺は今、窮地に立たされている。 目の前にはチョコが二つ。 どっちもトリュフチョコだ。 何が問題かと言えば、二つとも、唇に咥えられていること。 「…」 「…」 やめてくれ妹紅も慧音もそんな潤んだ目で俺を見るな… どちらかに視線を少し動かすと、片方の目に涙が溜まる。 かといって少し距離を置こうとすると、両方の目に涙が溜まる。 「…二人とも、目を閉じろ。」 素直に閉じる二人。 俺は一気に二人を抱き寄せて、その唇とチョコを同時に奪った。 「ま、○○、どういうことだ!」 「…お前、優柔不断にも程があるだろ!」 だが、二人のその顔は、少し、安堵の相が見えた。 「どっちかを選べと言われても俺には無理だ! どっちかと離れると考えただけで、心臓が止まりそうだ! だから両方を選んだ! 俺は二人を愛している!」 我ながらむちゃくちゃだ。ただの馬鹿だ。だが本心だ。 「…ぷっ…」 え? 「…あ、あっはっはっはっはっはっはっはっはっ!」 え?え? 「○○、お前がそういうのは分かっていたよ。」 「私達も、同じ気持ちだったから…」 そう言うと、二人は俺の頬にキスをした。 「「不束者達ですが、よろしくお願いします」」 「ああ、って途中色々すっ飛ばしてそこですか!?」 13スレ目 201 うpろだ962、1001 ここは幻想郷で唯一の梅ノ木が咲いているところ。 ここには○○という一人の男が梅ノ木を世話していた。 これはとある日のこと ○○「今日もいい天気だな~」 ???「そうね~」 ○○「誰ですか?そこにいるのは?」 近くの草むらから西行寺家のお嬢様、西行寺幽々子が出てきた。 なぜお供の魂魄妖夢をつれていないのだろう? 幽々子「あなたが育てたこの梅ノ木も立派になったわね~」 ○○「そうですね。幽々子さんたちのおかげですよ」 最近この幻想郷に迷い込んだ○○は、突然現れたスキマから梅ノ木の苗を渡されたのだった。 スキマから「あなたはなかなか見所がありそうね~。どう?この梅ノ木を育ててみない?」 ○○「あなたは誰なんですか?それにここはどこでどうすれば帰れるんですか?」 スキマから「私の名前は八雲 紫。ここは幻想郷。妖怪と人間の住む場所。そしてあなたはもう元の世界には戻れないわ」 ○○「じゃあどうすれ「だ~か~ら梅ノ木を育ててみない?」……何でですか?」 紫「何でって……暇だからよ!最近霊夢も相手にしてくれないし。藍や橙も忙しいみたいだし…」 ○○「霊夢や藍って誰ですか…でも、場所とか水や肥料の問題もありますし、まず僕が生きていけないと…」 紫「場所ならここから見えてるあの小高い丘にすればいいじゃない。たぶんあそこなら元気に育つわ。 しかも、ちょうど良く小屋があるじゃない」 …僕は見ていた。大きなスキマから小屋が落ちてくるのを… 紫「食べ物だったらここを下っていって人間の里から分けてもらえばいいわ。この辺なら妖怪もあまり出ないみたいだし 上白沢って人に言えば食べ物や道具とかもどうにかしてもらえるわ。 ○○「さいですか…」 こんな感じで僕はこの場所で梅ノ木を育てることになったのである。 幽々子「回想が長いわよ~」 ○○「そうですね。少し長すぎました」 幽々子さんたちに出会ったのは、一度、鴉天狗の取材があって次の日にこの事が新聞でばら撒かれていたからだ。 その後、評判を聞きつけて幽々子さんやいろんな人がこの木を見に来た。 緑色の腋巫女からは、食べ物をもらったり、元の世界で住んでいるところが近かったらしく、話し込んだりした。 くしゃくしゃの耳をしているブレザーのウサギからは、病気になるといけないからといって永琳印の救急箱をもらった。 ⑨は梅ノ木を折ろうとしたのでなぞなぞを出して追い払った。 そして幽々子さんからは、虫がつかないようにする肥料のようなものをもらったり、こうしてここで話していたりする。 不思議なのはこの梅ノ木で苗から三ヶ月で立派な木になり、今では蕾もつけている。 幽々子「この調子ならもう少ししたら花が咲くわね。」 ○○「蕾もたくさんついてますし、咲いたらお花見ができますね」 そう言って幽々子さんは涎をたらしている。花より団子ですか。 こうして一時間ほど話した後唐突に幽々子さんがこう切り出してきた。 幽々子「ねぇ○○、あなたはこの梅の花が咲いた後どうするのかしら?」 ○○「そうですね……梅ノ木の世話ですかね。あとはゆっくりと過ごすつもりです」 幽々子「ね、ねぇ、良かったらだけどうちの桜たちの面倒も見てもらえないかしら。もちろん三食昼寝付きで、庭師よりもいい待遇をしてあげるわ」 ○○「それもいいかm「ちょっとまったー!!」 そういって話に飛び込んできたのは、妖怪クラスでトップの力を持つ、風見 幽香であった。 幽香「○○は西行寺には渡さないわよ!」 幽々子「どうしてあなたがそんな事を言えるのかしら?」 怖いですよ。お二人さん なんか殺気が立ちこもって来てますよ 幽香「なぜならうちの花たちの世話をしてもらうんだから。それに……」 なんで顔を赤くしてるんですか? 幽々子「ダメよ○○。あなたは私、この西行寺幽々子と共に、桜たちの世話をしなきゃ」 なんでこちらも顔を赤くしていて、しかも幽々子さんの名前のところを大きな声で強調しているんですか? 幽香「これはもうあれね」 幽々子「そうね。あれよね」 あれってもしかして…… 幽香&幽々子「「弾幕ごっこよね!!」」 色とりどりの弾幕が展開されていく。そのうちスペルカードを使い始めて流れ弾がこっちに当たるようになり 僕は意識がなくなっていった。 どうしていたのだろう。まさか僕は死んだのだろうか。 ○○「うぅ、イタタタ」 幽々子「○○大丈夫?生きてる?」 幽香「意識ある?」 目を開けると梅ノ木の下でぼくは横たわっていた。 目の前には幽香さんと幽々子さんがいた。 幽々子「良かったわ。あなたが死ぬなんて私、考えられないわ」 幽香「怪我とかしてない?ふぅ、大丈夫そうね」 ○○「僕はどうしたんですか?」 幽香「あなたは私たちの弾幕の流れ弾に当たって気を失っていたのよ」 幽々子「あなたが寝ている間に私と幽香は話し合っていたんだけどね~」 ○○「何を話していたんですか?」 そこで二人はまた顔を赤らめて、 二人同時に 幽々子&幽香「「あなたのことが好きなの!!」」 はい? 二人が俺を好き? なぜ?why? 幽々子「だからあなたに私か幽香をどちらかを選んでほしいの」 選ぶ?僕が?幽々子さんか幽香さんを? 幽香「さぁどっちを選ぶ?私?西行寺?」 そして僕が選んだのは…… 続く? 一応幽香エンド… ○○「幽香さんだよ」 幽香「本当なの?私でいいのね…」 ○○「ああ、俺は幽香のことを愛している」 幽々子「そうなの…妖夢帰るわよ」 妖夢「わ、待ってください幽々子様~」 幽々子「○○、あなたに一言だけ言っておくわ。例え自らと存在が違おうとも愛することは永遠にできるのよ」 ○○「わかりました。俺は永遠に幽香さんを幸せにすることを誓います!!」 幽香「○○…」 幽々子「そのいきよ。もし間違っても白玉楼に来たら消滅させるから。ふふふh」 幽々子さんその笑顔でそれを言うのは反則だと思います 幽々子さんと妖夢はそのまま宙に浮き、飛んでいった 幽香「そうね。白玉楼なんかに○○は行かせないわ」 ○○「幽香…」 幽香「さぁ早く帰りましょう?私たちの家へ」 そういって幽香は手を差し伸べてきた 俺はその手をやさしく手に取る ○○「ああ、帰ろっか」 二人はその手を離さぬようにしっかりとつないだ …二度とその手が離れぬように… 13スレ目 328 うpろだ975 少女は幸せだった。 端から見たらさぞかし不気味だったんだろうが・・・・それでも少女は幸せだった。 そう、目の前に飾られている雛人形を見るだけで。 ―――今日は雛祭り。 人形師である私は当然、自分で雛人形を造り、自分で飾る。 毎年のことである。 だけど、今年はデザインを変えた。 そう、お雛様と、・・・・・お内裏様を。 お雛様を・・・・・私、お内裏様を・・・・・・○○に。そう、似てるようにデザインした。 少女趣味にも程があるのは自覚している。 でも、やっぱり見ているだけで幸せになれる。自分でもまさか、これほど効力があるとは思っていなかった。 ほんの、ちょっとしたアイデアというか、・・・・・・そんな感じだったのに。 ―――○○は最近、幻想郷に迷い込んできたらしい。 第一発見者は魔理沙。森の木の上で昼寝している○○を見つけ、そのまま仲良くなったらしい。 そして、私にも紹介してくれた。 最初はなんだか冴えなさそうな印象だった。 けど・・・・・・・私は、いつのまにか彼にしか目が行かなくなってしまっていた。 いつからかはわからない。でも、この気持ちは紛れもなく本物だった。初めてだった。 ―――ピンポーン! 「え?」 呼び鈴の音が鳴った。 どういうことだろう。今日は来客の予定なんて無かったはず・・・・・・・・ 急いで窓から外を見る。するとそこには・・・・・・ 「霊夢に・・・・・・魔理沙に・・・・・・○○・・・・・・・?」 「やっぱりいないんじゃないか?」 呼び鈴を鳴らしても出る気配がない。 なんで俺達が、アリスの家に来ているかというと、魔理沙が突然、アリスの家でパーティーやろうぜ!とか言い出したのである。 他人の家前提なのが魔理沙らしいと言えば魔理沙らしい。 「いーや、いるはずだぜ。予定無いとか呟いてたし」 「だからってアリスの家でやらなくても」 「私の家はガラクタだらけだし、霊夢のところはもう飽きたし」 「そりゃ、あんたらがあれだけ宴会やってれば飽きるわよ・・・・・・」 「ちなみに、言うまでもなく俺の家は無理だからな?」 俺の家は森の奥のほうにあった廃屋。 不便さ全開だが、野宿よりは数倍マシである。 「仕方ない。強行突破だぜ」 「おいおい、破壊する気か?」 「出ないアリスが悪いぜ」 「やめといたほうが・・・・」 「無駄よ、○○。こうなった魔理沙は止まらないわ」 「そういうことだぜ。ほんじゃま、ちょっくら・・・・」 窓から3人をボーっと見ていると突然魔理沙の手元が光りだした。 あ、まずい!まだ雛人形が飾ったまま・・・・・! 「こ、こら!魔理沙!私はいるから、もうちょっと待ちなさい!」 窓からそう叫び、急いで雛人形を片付ける作業に入る。 だが、流石に短時間でこれだけの台や人形を片付けるのは無理だ。長引くと怪しまれる。 止むを得ず、○○の姿をしたお内裏様を上海と蓬莱に託し、隠すよう命じた。 急がないと、魔理沙にドアを破壊される・・・・ 窓からアリスの声が聞こえたと思ったら、すぐ引っ込んでしまった。 何をしているのだろうか。 「やっぱりいたぜ」 「でも、あれだけ鳴らしたのに、なんですぐ出なかったんだろう?」 霊夢が答えた。 「人形でも作ってたんじゃない?今日は雛祭りだしね」 「そういや今日は雛祭りだったか。でも、なんか慌ててたようだったけど」 「魔理沙にドアを破壊されるところだったからでしょ」 ガチャリ 「・・・・・・はぁ。まったく、一体何の用よ・・・・」 何秒かした後、ドアからアリスが出てきた。 なぜか息を切らしているが。 すると、アリスを横切るように魔理沙が先に行った。 「お邪魔するぜー」 「ちょっと魔理沙、勝手に入らないでよ!」 「いつものことじゃないか」 「それとこれとはちがーう!」 そう言って、二人は家の奥のほうへ駆けていった。 「・・・・・・・」 「・・・・・・・」 俺と霊夢は二人そろって「やれやれ」のポーズで、遅れてアリスの家の中へと入った。 「へえー。立派な雛人形だな」 家に入ると、まずそこになんとも立派な台に綺麗な装飾が施された人形達。 見入ることは間違いない。 「でも、お雛様はいるのに、なんでお内裏様がいないんだぜ?」 確かにそうだ。 主役と言っていいお内裏様がいないのには、何か理由があるんだろうか。 「う、うるさいわね・・・・えーと、その・・・・・・・・失くしたのよ」 「失くした?」 「そ、そうよ!失くしたの!」 「なんでそんなに怒ってるんだぜ・・・・」 「怒ってないわよ!・・・・・・・はぁ、それで、ここに何の用なの?」 これには霊夢が答えた。 「魔理沙がここでパーティーをしたいらしいのよ」 「はい?」 「今日は雛祭りだし、どんちゃん騒ぎやろうぜ!ってことらしいわよ。魔理沙が。」 「なんで私の家で・・・・・・・」 「かくかくしかじか・・・・・だぜ」 「便利だねぇ」 「勝手に決めないでよ・・・・・」 「どうせ、何も予定無かったんだろ?」 「そうだけど・・・・・」 「じゃあいいじゃないか。減るもんじゃないぜ。じゃ、○○、材料よろしく」 突然の名指しである。 「え、なんで俺?持ってきてるわけないだろ」 「買い物よろしくだぜ」 「自分勝手だな」 「気にしたら負けだぜ」 なんか騙された気分になりながらも、俺は一人寂しく人里へ材料の買い物に出かけることにした。 つーか、考案者なら用意しとけよな・・・・・・。 「あら?」 ○○が買い物に出かけた後、突然霊夢が妙な声を出した。 もしや隠してた人形が見つかった・・・・? 隠し場所は上海と蓬莱に任せてしまったのでどこにあるかはわかってない。 「このお雛様・・・・よく見たらアリスに似てない?」 「え?」 しまった、こっちも隠しておくべきだった・・・・・ 「そ、そうかしら?」 「ほら、この黒髪を金髪にして、顔をもうちょっと丸くして・・・」 「気のせいよ、気のせい」 「ん?上海と蓬莱、こんなところで何やってるんだ?」 「!?」 今度は向こうから魔理沙の声。 上海と蓬莱・・・・? 「ん?何か隠してる・・・・?」 「ああああああああああ、そ、それはダメなの!ね!」 「な、なんだ急に・・・・」 こら、上海と蓬莱、同じところで固まってたら普通バレるでしょ! もうちょっと上手く隠しなさい! 「そうされると意地でも見たくなるぜ・・・・・」 「ダメ!これはダメなの!」 「なんでダメなんだぜ?」 「それは・・・・・・」 「別に見られたって死ぬわけじゃないでしょ?」 「霊夢、いいところにきたぜ」 「ダメ!」 「まぁまぁ、運が悪かったと思って」 霊夢に腕を掴まれる。 「やめて!」 「さーて、上海と蓬莱、吹っ飛ばされたくなかったらどいてなー」 そう言われて帰ってくる上海と蓬莱。 この臆病者ー!! 「ん・・・・・・人形?」 「人形ね」 この世から消えてしまいたい。 「あれ・・・・この人形・・・・・」 「・・・・○○・・・・・・よね・・・・・・」 この世から消えうせてしまいたい。 ごめんなさい、お母さん。私、もう無理かも・・・・・・ 「アリス・・・・・お前まさか・・・・・」 「・・・・・・そうよ。魔理沙の思ってる通りよ・・・・・・○○のことが好きなの、私」 「な・・・・・・・」 下手に否定するほうが不自然だから、もう認めるしかない。 なかば、ヤケクソだ。 「なんで・・・・・・お前も・・・・・・」 ・・・・・・・・・お前「も」? 「魔・・・理・・・沙・・・?」 「あ、いや、今のは違うんだぜ!言葉のアヤってやつで・・・・」 真っ赤な顔で否定されても説得力に欠けている。 「魔理沙・・・・・あんたまで○○のことが・・・・」 「うう・・・・・・」 「霊夢?あなたまでそんなこと言うんじゃ・・・・・」 「・・・・・・・・・・」 ちょっと。 どんな状況よ、これ。 まさか3人・・・・・・・・? 「雛さーん、いい加減はなれてくれよ~」 魔理沙に頼まれた買い物帰り、俺は途中の道で雛さんに遭遇した。 雛さんは魔理沙の次に幻想郷で出あった人(?)だ。 その日は、迷い込んでた森でたまたま雛さんと出会い、なぜか気に入られてしまった。 雛さん曰く、「あなたの厄は数え切れないほどある。心配なの」 とのこと。 そんな、まだ俺若いのに・・・・・・この先の人生やっていけるのかな・・・ ところで、さっきの「離れてくれよ」はなんだったのかというと、 「あなたには、今、かなり大きい女難の厄がとり憑いているわ」 とか言って背中に雛さんが抱きついて離れないのである。あなたは蝉か。 それにしても、女難ってなんだろう・・・・・魔理沙辺りの話ならもう何回もそんな目に会ってるが・・・・・ちょっと違うか? 「この厄は・・・・かなり大きいし、近いわ」 「あのー、離れて欲しいんだけど」 「お気になさらず」 「重いんだけど」 頭にゲンコツがとんできた。両手には荷物を抱えているので守ることが出来ずクリーンヒット。 かなり痛い。 「レディ相手に失礼ね」 「(・・・・・・鬼だ・・・・・)」 「なんか思った?」 「めっそうもございませーん!」 なんだかんだしている内にアリスの家が見えてきた。 結局雛さんまで憑いてきてしまったけど。 「近い・・・・近いわ」 「雛さん?」 「今・・・・・あの家に入るのは危険よ」 「・・・・・・・どうしてだ?」 「危険だと脳が告げてるわ」 「でも、あの家が目的地なんだけど」 「危険よ」 「・・・・・・・どうすればいいんだ?」 「・・・・・私から離れないようにしなさい」 「この状態で行けってことかい?」 「そう」 ・・・・・まぁ、客が一人増えるぐらいなら大丈夫だろう。 そう思い、俺はアリスの家へと入った。頭に雛さんを乗せて。(流石に背中に抱きつきっぱなしは疲れたらしい) ―――まず思ったこと。 ・・・・・・・・・何事かと思った。 俺が買い物に出るまでは確か和気藹々(?)してたはずだった。 なのに、今のこの部屋の惨状はなんだろう。 部屋は荒れに荒れ、壁がところどころ破壊されてるわ、テーブルが壊れてるわ・・・・・まるでここで弾幕バトルが起きたみたいじゃないか。 「おーい、霊夢に魔理沙にアリス~?どこいったんだ~?」 荷物を置き、雛さんを頭に載せたまま3人を探すが、どうやらここにはいないようだ。 強盗・・・・・なわけないよな。むしろ返り討ちだろう。 となると、やはりこれは・・・・ 「・・・・・・さっきまでここで弾幕勝負があったようね。それもかなり大きい」 「でも・・・・なんで突然?」 「・・・・・・・・それは自分で知りなさい。私からはなんとも言えないわ」 「・・・・?」 「(まったく、朴念仁なんだから・・・・これだから私の気持ちも・・・・・・)」 家を探し回っていると、ここから出たと思われる窓があり、その外には荒れた草や木が倒れていた。 「いくらなんでも激しすぎだ・・・・」 「まずいわね。かなりオーバーヒートしてるみたい」 「行くしかないか」 森を進み、平地を進み、湖のほとりを渡り、ようやっと、3人の影らしきものが見えてきた。 いや、よく頑張ったよ、俺。飛ばずに歩いてここまで来れるなんてさ。 というか頭の上の雛さん、あなた飛べるでしょう。 「今頃気づいたの?」 「いつのまにか違和感が無くなってたんだよ・・・・・多分明日は首と肩が筋肉痛だな・・・・・」 やれやれだ。 周囲に起こるのは旋風。砂塵。 ここだけ別世界なんじゃないかと思うほど、この3人の周囲は荒れていた。 これ以上の激しさを伴った弾幕勝負が、かつて幻想郷で起こっただろうか。 「それに・・・・しても・・・・・!」 弾幕を放ち、あるいは避けながら、3人は思い思いに叫ぶ。 「まさか・・・・・アリスや・・・・・・!霊夢までが・・・・・・!あいつのことを好きだとは・・・・思わなかったぜ・・・・・!!」 叫ぶと同時に強調するかのようにそれぞれのスペカ・技が繰り出される。 魔理沙の場合はスピード感溢れる星型弾幕だ。 だが、今のような本気モードはスピード感では表現できない。威圧感がこもっている。 「魔理沙は・・・・前から妖しいとは思ってたけど・・・・・・・・・アリスまでそうだとは思わなかったわよ!」 霊夢は魔理沙と正反対の弾幕だ。 だが、彼女の弾幕はどこまでも相手を追いかけ、確実に、致命傷とまではいかないまでも少しずつ体力を削りとる。 そして、霊夢はワープを駆使し、弾幕を寄せ付けない戦い方をする。 「こうなるとは・・・・思って無かったわ・・・・・本気で・・・霊夢や魔理沙と戦うのは・・・・・初めてよ!」 惚れた男が絡むと女は恐ろしいというのは本当のことのようだ。 アリスの弾幕は綺麗な模様美。人形師らしい、魅せ、テクニックにこだわった弾幕だ。 だが、本気が絡むと、魔理沙に勝るとも劣らないスピードの弾幕が重なってくる。 まさに、この地帯は戦争状態だった。 「す、すげえ・・・・」 岩陰に隠れながら、俺は3人の戦いを見ていた。 3人が何て言っているかは聞こえないが、完全にあそこだけ別世界だ。 あんなところに放り込まれたら、どんな妖怪も一瞬で蒸発するんじゃないだろうか? 「でも、これじゃ近づけないな・・・・雛さん、何とかできない?」 「・・・・・・・」 返事が無いと思ってたら、隅で何故かブルブル震えていた。 どうやら、弾幕勝負をしたことがある奴にしかこの恐怖はわからないらしい。 「無理よ・・・・・私でもこれ以上の厄を見たことが無いわ・・・・・・・・ものすごい量が渦巻いているわ・・・・・」 雛さんをここまで震え上がらせるとは・・・・ 「それにしても、なんでこんなことになってるんだろう?」 基本的にあの3人は仲がいいはずである。 俺が買い物に出かけてから戻るまでに、何か友情破壊するような事件でもあったのだろうか。 いや、あったとしても理由がまったく考え付かない。それに、あのバトルを見ている限り相当の理由っぽい。 なんだ、一体なんだ・・・? 「○○!前!前!」 「え?」 雛さんが珍しく叫んでいた。 あれ・・・・流れ弾・・・・・? そう認識する前に、目の前がテレビの電源が切れたように真っ暗になった、 ・・・・辛うじて、俺が地面に倒れたということはわかった・・・・・。 「お、おい、あれ、○○じゃないか?」 「「え?」」 魔理沙の声に釣られて振り返ると、地上に・・・・・確かに○○がいた。 でも、地面に倒れている。 「まずい、巻き込んじまったか!」 「しまった、すっかり夢中で見えてなかったわ・・・・」 「こんなことしてる場合じゃないわ!」 ・・・・後にその場の生き証人で、第三者であった鍵山 雛はこう語る。 3人がこっちに向かってくる際、そのスピードが恐ろしく速かったこと。 私も傍にいたはずなのに、思いっきり無視されてたこと。倒れた○○にしか目がいってなかった事。 まるで別人のようだった。「愛は盲目」という言葉を体の奥まで理解させられた、と。 でも、私は諦めない、と、最後に語ってくれた。雛さん頑張れ、超頑張れ。 ―――あの騒動から一ヶ月。 今のあの3人と○○は・・・・・ 「○○、この人形どう思う?」 「ん?ああ、綺麗に出来てるじゃないか」 「そうでしょ?だから、○○も一緒n「そんな人形なんかほっといて、○○、キノコ狩りに行こうぜ!」 「・・・・・昨日も行かなかったか?」 「気のせいだぜ」 「ちょっと魔理沙、まだ私の話は終わってないわよ!」 「人形の話なんて、聞かなくても退屈であくびが出るぜ」 「そうよ。○○は私とお茶を飲みながらゆっくり過ごしたいって言ってるじゃない」 「ふん。霊夢なんかあのAAのセリフでも吐いて勝手に一人でゆっくり過ごしとけばいいぜ」 「「「なによ!!!」」」 「はぁ・・・」 ここんところ毎日である。 いつからこうなったのやら。 またもこの騒がしい少女達は以前ほどのバトルとまではいかないまでも、また外で弾幕バトルを始めた。 流石に以前のは反省したらしい。 だが、あの日以来、俺の家にこの3人以外のお客さんが増えた。 そう、雛さんである。 「・・・・・・・」 3人が弾幕勝負をしに外へ出て行った後、無言で入ってくる。 これも、毎日のことだ。 「ああ、雛さん。今日も来たんだね」 「・・・・うん」 赤くなる雛さん。どうしたのだろうか。 「それにしても、ホント変わったよなぁ、あの3人。あそこまで活発的だったっけ?」 「・・・・・・大丈夫。今度はずっと私がいるから・・・・もうあんな危ない騒動なんかには会わせないから・・・」 「・・・・?」 ちなみに、あの騒動は当然、ブン屋の記事のネタにされた。 それ以来、どこかでひっそりと、スキマ妖怪主演の、「誰が最終的に○○とくっつくか?」賭博が行われているそうな。 それによると、意外にも鍵山 雛の相場が高いそうなのである。 果てさて・・・・・どうなるのやら。 13スレ目 455 昼下がり。縁側で茶を啜ってたら黒猫がやってきて、俺のひざの上で欠伸をかき始めた。 春も近いぽかぽかした日だったので、一緒に昼寝するかと思い座布団を枕に横になる。 それから一時間くらい経ち、人の気配を感じてふと目を覚ます。 目の前3cmまで接近した春妖精リリー(白)がいた。 何してんだと尋ねる前にわが身を振り返る。すると胸板あたりに猫化が解けた橙が寝ぼけて俺に抱きついてた。 …なる程。寝てたらうっかり変身が解けたか。こりゃ人目引くな。 起こすのもなんなのでその態勢のままでいると、動けないのをいい事にリリー(白)までこっちに抱きついてきた。 こりゃ暖かいを通り越して暑いな。とのんびり考えていると、頭上を闇が通り過ぎていった。 丁度いいやと思いその闇を呼び止め、闇の主に戸棚の干し肉と引き換えにしばらく留まって日光を遮って貰う事にする。 三分ぐらいはじっとしていたルーミアだが、干し肉を食い終えるとこれまた俺を抱き枕にして昼寝し始めた。 …これで計三人の人外をぶらさげて昼寝してる事になる。どういう状況だ。 で、結局その日は気づいたら夜になっていた。 三人に夕食を奢り、俺のなんてことのない休日は終わりを告げたのであった。 13スレ目 456 春の陽気とは人や妖怪関係なしに昼寝に誘う魅力があるらしい。 川辺でうとうとしていたらにとりが寄りかかってくるし、 森で木にもたれていたらいつのまにか白黒リリー二人に挟まれていたし、 野原で大の字に寝転がっていたらいつのまにかチルノや大ちゃん等々妖精と雑魚寝していたし、 向日葵畑が見える丘で寝ていたら何故か幽香が腕ひしぎ十字固めしながら寝てるし、 ほんと、みんな寝るのが好きだなぁ うpろだ1019 まぁやってきたといっても気付いたらいたというだけで幻想郷の住人のみんなからするとたまに現れる外からの迷い人なだけでしかないわけだが。 外の世界に帰ることも出来たんだけど外での生活に特に未練も無かった俺はあっさりと幻想郷に永住することを決めた。 基本的に外からの迷い人はみんな帰ってしまうのか、俺があっさりと「こっちで暮らすよ」って言った時にはみんな驚いていたのが印象的だった。 それからはいろんなことがあったが、特筆するような出来事といえば博麗神社の巫女さん、霊夢と恋人同士になったことだろう。 まぁその経緯はいつか話すこともあるかもしれない。 と軽く過去の話をしたところで現在 縁側で霊夢と一緒にお茶を飲んでいる。年寄り臭いとか言うな 「平和だなぁ……」 「平和ねぇ……」 俺の何気ない呟きにそのまんまの返答をする霊夢 「そろそろなにか異変が起こりそうな時期じゃないか?」 「縁起でもない事言うのやめてよ、めんどくさい」 「博麗の巫女がそんなことを堂々と言ってるのも問題だと思うが……」 「異変なんてない方がいいのよ。誰にとってもね」 「まぁそれもそうか……」 とまぁこんなゆるいやり取りもいつものこと。 本当に平和だなぁなんて思ってたらいつの間にか霊夢が俺の膝を枕に寝転がりだした。 男女が逆じゃないのか?普通だと俺が霊夢にしてもらう立場だと思うが…… 「だらしないぞ、おい」 「いいのよ」 一体何がいいのか疑問だったが俺としても悪い気はしないし放っておこう。 そんな感じにまったりと過ごすこと30分くらいした頃 「○○さーん!」 聞き覚えのある声に見上げるとつい先日幻想郷に神社ごと引っ越してきたという守矢神社の巫女さん、東風谷早苗がやってきた。 「また来た……」 途端に不機嫌になる霊夢、別に遊びに来るくらいで怒るなよ 「ん?早苗じゃないか。どうした?」 ちなみに俺と早苗は普通に仲がいい。 つい先の異変の際に霊夢が守矢神社に殴りこんだとのことで保護者の俺としてはご迷惑をおかけしてすみませんでした的な意味で菓子折りを持ってお詫びに行った時に意気投合したのである。 お互いに外からの移住者であることが大きかったのかもしれない。 まぁ決定的だったのは 「あのですねー、今ゼ○ダやってるんですけど、ここの謎解きがよくわからないんですよ。○○さんならわかるかと思って」 ……これだ。流石現代っ子、D○を取り出してずずいっと寄ってくる。 「んー、ちょっと見せてくれ。……霊夢、悪いが頭どけてくれ」 流石にこの体勢でD○やるのは辛い 「いや」 「いやってお前……いいからどけ」 「いーや」 (駄々っ子かお前は……) そんなことを考えていると 「えい☆」(ガスッ) いつの間に後ろに回り込んだのか、俺の膝を枕にしていた霊夢の脇腹を早苗が蹴り飛ばした。 「ぐえっ」 潰れたカエルみたいな呻き声を上げて霊夢は縁側から庭に転げ落ちていった 「れ、霊夢ー!」 「さあさあ邪魔者もいなくなりましたし」 「いや、邪魔者って……」 とりあえず早苗は俺の話を聞く気は無いらしい、というか霊夢のことはもはや眼中に無いらしい。 「まぁいいか……うーん、ここは……多分爆弾を上手く使って時間差で通るんじゃないかな?」 「そうなんですか?ちょとやってみてくださいよ」 そう言いながら何故か密着してくる早苗、近いって!というか胸当たってる! 「ちょ、近すぎだろ早苗……」 「だってこれくらい近づかないと携帯ゲームなんて画面見えませんよー」 「それもそうか」 納得したところで再開 「くぉら」(ゴスッ) 再開しようとしたら後頭部にものすごい衝撃が来た。隣を見たら早苗も頭を押さえている。 「自分の恋人が地面を転げ回ってるのに『まぁいいか』で済ませてあまつさえ他の女とイチャイチャしてるってのはどういうことよ!」 ごもっともな話です。今は反省している。 「そんなの決まってるじゃないですか」 え、早苗サン? 「何がよ」 「霊夢さんは○○さんにとって『まぁいいか』で済ませられるような存在なんじゃないですかー?」 「さ、早苗……?」 なにやら雲行きが怪しくなってきた気がしなくもない。 「どういうことかしら……?」 聞き捨てならなかったのか頬を引き攣らせながら霊夢が聞き返す。 鼻で笑いながら早苗は 「大体その程度のことで暴力を振るうような恋人なんて御免ですよねー○○さん?」 「お、俺にここで振るのか!」 どう答えろというのか、ほらー、霊夢もすごい顔で睨んでるし…… 「ま、まぁ殴られるよりは殴られない方がいいのは確かだが……」 「ですよね!じゃあうちの神社に住めばいいですよ!それだったら私もわざわざ○○さんに会うためだけにここまで来る必要もなくなりますし!」 それが目的かい 「ちょっと!なに勝手なこと言ってんのよ!○○は私の恋人なのよ、それがどうしてあんたの神社に住む話になるのよ」 そらそーだ 「簡単な話ですよ。霊夢さんと○○さんが別れて私と付き合えばいいだけの話じゃないですか」 Ω<な、なんだってー! 「ふん、なにを馬鹿なことを、○○、この女に言ってあげなさいよ、俺が愛してるのは霊夢だけだって……あれ?」 「○○さん、いい機会ですから全部言いたいこと言っちゃいましょうよ、俺は今日から早苗との愛に生きるって……あら?」 「冗談じゃない、あれ以上あの場にいたら何が起こるかわかったもんじゃない……」 というわけで某ジョースター家に伝わる戦いの発想法を発動した。 まぁただ逃げただけなんだけどね! (にゅ)「……で、どうするわけ?」 まるで図ったようなタイミングで出てくるなこの人は…… 「どうするもこうするもないでしょう紫さん。今頃神社じゃ弾幕ごっこが行われてるはずでしょうしほとぼりが冷めた頃に帰りますよ」 俺のその答えに紫さんはそうじゃないというように首を振る 「そうじゃなくて、霊夢と山の神社の巫女、どっちを選ぶの?」 「核心を突きましたね」 「女ってのはいくつになっても他人の色恋沙汰ってのは大好物なのよ」 外の世界でも幻想郷でもそれは変わらないんだなぁ 「霊夢のことは大切ですよ、恋人ですしね。でも……」 「でも?」 「早苗のことも嫌いじゃない。むしろ好きだと言っていいかも知れませんね」 「あらあら」 なにが楽しいのかニヤニヤとムカつく笑いをし出す紫さん 「何が面白いんですか何が……」 「ほら、あれ」 そう言って紫さんは俺の後ろを指差した。倣って振り返るとそこには霊夢と早苗がいた。 「○○、今の話は本当なの……?」 恐ろしいまでの負のオーラを纏った霊夢と 「○○さん、嬉しいです……」 真っ赤な顔をした早苗がいた。 「え、ちょ、ちょっと待て!今の全部聞かれてたの!?紫さん?っていねぇ!」 絶対ハメられた! 「……それで、どうするの?」 「さあさあうちの神社に行きましょう!神奈子様と諏訪子様も喜びますよ!」 対照的な反応の二人だが、俺はどうしたらいいんだろう 収拾つかなくなってきたから唐突に終わり うpろだ1021 正座状態の俺の頭を足蹴にしながら霊夢が言う。 「それで式はいつにします?」 早苗は早苗で頭の中が春になってるようだ。 それにしてもどうしてこうなってしまったのか。 まぁ俺が全部悪いんですけど。 あ、ありのままに説明するとこうなる 霊夢と付き合っていながら早苗のことも好きになったのがバレた。 「だ、だけどまだ早苗とはなにもしてませんよ?」 「いきなりなにを言い出してんのよあんたは」 いかん、動揺しすぎて思わず声に出してしまったようだ。 「あ、いや、あれですよ。もしかすると覗いてるかもしれない天狗や鬼にもわかりやすく……」 我ながらどういう誤魔化し方なんだか。 「それはどうでもいいんだけど、さっきも言ったようにどうするつもりなの?」 やっぱり誤魔化されてはくれませんか。 女って怖いなぁ。 「○○さん!子供は何人がいいですか!?」 早苗はもう少し落ち着いてくれ。 ともあれそろそろ真剣に話をする頃合だろう。 「とりあえず二人とも、落ち着いてくれ」 「「…………」」 え、霊夢はともかくさっきまで春爛漫状態だった早苗まで? 「まず最初に、俺が紫さんに言ったことは事実だ」 「まぁ紫に嘘は吐かないわよねあんたは、どういうわけか」 だってあの人嘘吐いてもすぐ見破るし…… 「でも霊夢、お前のことが好きじゃなくなったとかそういうわけじゃないのも事実だ」 ここまでは問題ない。 ここから先を言うのがとても気が重いだけだ。 「ただ早苗のことも好きになった。それだけの話だ」 ここで弱気になると大変なことになる、出来る限り堂々と宣言した。 「そ、それだけって、あんたねぇ!」 やっぱり霊夢さんは怒りますよね。 だがまだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ! 「逆に考えるんだ、好きな人が二人いてもいいやって考えるんだ(AA略」 ふ……、決まった…… さすがの霊夢もジョー○ター卿の言葉には敵うまい。 ……ってあれ? 「そう……言い残す言葉はそれでいいのね……?」 ってなんでスペルカードを取り出してるんですか? ちょ、リアルに生命の危機? 逃げようにもずっと正座だったせいで足が痺れて立ち上がれねぇ! 短い人生だったなぁ。 妖怪に殺されるんじゃなくて博麗の巫女に殺されるとは思ってませんでした。 そんなことを考えていると 「ということはあれですか?霊夢さんと○○さんの関係は解消、ってことでいいんですか?」 ここまで黙って成り行きを見守っていた早苗が爆弾発言をしやがりました。 「「……え?」」 重なる俺と霊夢の声 「だってそうですよね?そこまで怒るんですから」 「いや、あんたは腹立たないの?ハッキリと二股宣言よこれは!?」 ご尤もな話ですね いやはや本当に申し訳ない。 「私は別に構いませんよ?だって私のことも好きだって言ってくれましたし」 なんて懐の広い…… まさに大和撫子ってやつじゃないですかね? 普段俺とマ○オカートで対戦中に嬉々として赤甲羅をぶつけてくる子とは思えん。 ……あと雷で小さくなった所を狙って踏み潰しに来たりもしたな。 「で、でも、最初に付き合ってたのは私なのに……」 やっぱ納得いかないよなぁ…… だって俺が霊夢の立場でも気に食わないと思うもん 「別に霊夢さんも○○さんのことが嫌いになったわけじゃないんですよね?」 「と……当然じゃない!そもそもそうだったらこんなに怒らないわよ!」 お、なにやら雲行きが変わって来たっぽいぞ? 具体的に言うと俺にとって都合がよくなりそうな空気だ。 「ここで提案がある」 流石に全てを早苗に任せるのも当事者として情けない。 「なによ」 「二人には悪いが、少しだけ時間をくれないか?」 「時間って、どうする気よ?」 「俺が結論を出す時間だ」 「つまり私と霊夢さんのどちらを選ぶかってことですよね?」 「まぁ……そんなこと言える立場じゃないけど、そうなるな」 「「…………」」 俺の真剣な表情に二人とも考えこんでるようだ。 先に口を開いたのは早苗の方だった。 「私は構いませんよ。負ける気がしませんし」 なんでこんなに強気なんだろう。 「なっ……、わかったわよ……『私も』負けるつもりはないしね」 霊夢も対抗意識バリバリだなぁ…… 「二人とも、すまん、そしてありがとう」 「いえいえ、○○さんは私の将来の旦那様ですからー♪」 「ふん、今回は許してあげるけどこれ以上「好きになった」とかいう女増やしたら今度こそ殺すわよ?」 「その辺はもう重々承知しております……」 あえて早苗の脳内妄想トークはスルー 「とりあえず今日の所は私は帰りますね。お二人とも、お邪魔しましたー」 と以外にも早苗はさっさと帰ってしまった。 「随分あっさりと帰ったなぁ……」 「気を使ってくれたんでしょ、正々堂々と勝負ってところね」 俺の何気ない呟きに霊夢が返す。 「さーてと、晩御飯の準備しようっと」 霊夢は霊夢でさっきまでの修羅場空間が嘘のようにいつもの生活に戻ったようだ。 俺は料理をする霊夢の後姿を眺めながら どうにかして片方じゃなくて両方と付き合う方法はないかなぁなんて考えていた。 少々gdgdになった気がしなくも無いが終わり
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東方人形大戦+ サークル:a-TTTempo Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length 01 赤く燃える夢 紫苑 東方紅魔郷 赤より紅い夢 [-- --] 02 恋色マスターボール 紫苑 東方永夜抄 恋色マスタースパーク [-- --] 03 厄神様のアジト ~ Dark Zone 紫苑 東方風神録 厄神様の通り道 [-- --] 04 人形大戦 紫苑 東方妖々夢 人形裁判 [-- --] 05 天空のビルディング 紫苑 大空魔術 天空のグリニッジ [-- --] 06 亡き勝者の為のマーチ 紫苑 東方紅魔郷 亡き王女の為のセプテット [-- --] 07 G.Y.M.リーダーは彼女なのか? 紫苑 東方紅魔郷 U.N.オーエンは彼女なのか? [-- --] 08 VS!灼熱団リーダーうつほ 紫苑 東方地霊殿 霊知の太陽信仰 [-- --] 詳細 紅月ノ宴 参(2009/5/6)にて頒布 イベント価格:500円 ショップ価格:735円(税込) レビュー 名前 コメント
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映姫「さて、今回のファイトは『天狗の新聞に載せる為のセクシーな写真』ですが…」 文 「何故私が縛られているんですか!これじゃ撮影に行けないじゃないですか!」 映姫「撮影には白狼天狗に行ってもらいます。写真の判定はさせるというのに何が不服なのですか」 文 「私の新聞に掲載する写真なんですから私が撮影するのがスジでしょう」 映姫「黙りなさい!そう、あなたは少し下心がありすぎる……おとなしくここで待つか、彼岸で裁判を受けるか今すぐ選びなさい!!」 文 「うぅ……わかりました…。椛、しっかり撮影してくださいね。」 椛 「は、はい。頑張ります」 アリス「『同じ格好』か…、衣装は私が作っちゃうけどいいかしら?」 ルナサ「……あぁ構わないよ。」 ルーミア「そーなのかー」 アリス「それは肯定とみていいのかしら」 ルーミア「そーなのだー」 幽香「さて『同じ格好』といわれてもね…」 キスメ「//////」 早苗「出てきてくれませんね」 幽香「これじゃ不戦負になるじゃないの、早く出てきなさいよ!」 キスメ「!?」ビクッ 幽香「出てこないのなら力ずくで…」 早苗「待ってください、いいアイデアが浮かびました。」 幽香「ほう?」 早苗「常識にとらわれてはいけないんですよ。」 そして撮影を終えて会場に戻ってくる椛 文 「さて早速写真を見せてください」 椛 「は、はい。こっちがルナサ・ルーミア・アリスさん達の写真です。」 文 「うーん、衣装はいいけど何だか全体的に地味ですねぇ……じゃあもう1組の写真を…」 椛 「あ、あの……」 文 「うん?」 椛 「私にはこれが限界でしたっ」 文 「あやややや、逃げちゃいましたね。まぁとりあえず写真を…ってなんですかこれは!!」 その写真にはツインテールの桶、向日葵の咲いてる桶、蛇と蛙の装飾のある桶が映っていた。 文 「こんな写真使えるかー!!!」 早苗「キスメさんが桶から出てこないなら私達も桶に入ってしまえばいいのですよ!」 結果:桶の写真は使えないと判断した為に一応ルナサ・ルーミア・アリスの勝利
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VIP東方キャラスレヤマメ厨 【ヤマちゃん】[消滅] ヤマメのことをヤマちゃんと呼ぶ。山寺宏一の事ではない。 どうやら「種田山頭火」というワードを多用した幽香厨、ピアノ橙厨と中の人が同じであるらしい。 定型以外にも自由に文を書き、ヤマメのお尻を下世話な意味で常々狙っていた。 橙厨時の綺麗なイメージはどこへいったのか。 名前 コメント
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第19回大会詳報 大会詳報へ戻る 連続して本部会場で行われた19回目の興行は、 開会挨拶と共に社長からの挨拶が流れた。 次回大会が日程都合により本会場ではなく巡業先での興行となるため 本大会を特番昇格した事が発表。 また様々な謝辞が述べられファンから歓声や拍手が沸き起こった。 特別興行となった本大会では全7試合が行われた。 第1試合は前大会で仕組まれたイベントマッチ、 『虹川三姉妹初勝利 LU3W挑戦権争奪3WAYバトルロイヤル』となった。 もはや公開姉妹喧嘩となったこの試合は全てが予想外の展開に。 長女ルナサが次女メルランに敗れ最初の脱落をしたかと思えば その直後にメルランが三女リリカに沈められる結末。 東プロマット上では姉より優れる妹が存在する事を、新事例として証明してしまった。 これによりうれしい初勝利を得た リリカが次期LU3W挑戦者として認定された。 第2試合はもこけーね対幻想郷ナイトメアのタッグマッチ 前大会で美鈴が首を負傷、以前の怪我の件もあり静養が必要と判断、 登録抹消となってしまった為に二人しかいない幻想郷ナイトメアは 元LTW王者同士がどれだけ戦えるか、注目された。 試合は同一階級、同一タイトル経験があるとは言え体格差はもこけーねが有利で かつ比較的打たれ弱い傾向のある幻想郷ナイトメア組が押されてしまう。 またここまで超格上相手の連戦続きで、前大会でも破壊王者に痛めつけられた咲夜が 終始捕まり、そのまま3カウントを奪われてしまう。 双方試合後は特にわだかまりもなくそれぞれが退場。 今後万全の形でのタイトル再挑戦を期待させる内容になった。 第3試合は『魂魄妖夢の斬撃五番勝負!』2回目。 前回は完全に公開スパーリングとなってしまった妖夢。 今日こそは初勝利をあげて、白玉楼に戻りたい所だが。 世間では2戦目にして既に『惨劇五番勝負』と呼ばれてしまっており またマッチメイクが紫担当のため、『誰が登場するのか』に注目が集まってしまう。 所が紫が対戦相手X=藍を発表しようとした矢先、魔理沙が乱入。 控え室で紅魔館組が襲撃し藍を気絶させた事が発覚。 これには流石に怒りを見せた紫だったが、その紫に魔理沙が手渡したのは 一輪の季節外れの向日葵 全てを悟った紫は怒りを納め、満面の笑みと共に、その贈り主をXとして変更することを発表。 そして、急展開に戸惑うファン達を圧するように鳴り響く『今昔幻想郷』のBGMと共に 登場したのは風見幽香。 幻想郷においても自他称共に『最強』が東プロマットに参戦した。 マット経験は自分が上だと主張するように、妖夢はその幽香に「お手並み拝見」と言って試合開始。 しかし、試合内容は大人と子供の喧嘩を超越している程度の差が露骨に繰り広げられ 最終的には妖夢が幽香の『ダブルスパーク』をまともに被弾し失神KO。いろいろなものを 吹き出して放送事故とまで言われる始末に。妖夢は治療のために、そのまま永琳の診療所へ搬送された。 第4試合はタッグマッチ LTW王者博麗神社の霊夢 萃香と実況組の二人の対戦。 いつも通り実況は椛,解説は藍。 相手も相手であり、特番なので、と思っていた多くのファンの予想を 完全に裏切った試合結果は何と小町が霊夢から3カウントを奪う結末。 元LSW現LTWで東プロのエースオブエースが アナウンサーにピンを奪われるまさかの展開に 調子づいた文がベルトを要求。当然許可されるはずもなく 次回LTWタイトルマッチでの再戦が決定した。 第5試合はLU3Wタイトルマッチ 旗揚げ当初より無差別級で鍛えられて育った王者橙と 団体の運命の混乱に常に巻き込まれてきた挑戦者アリスが 関節技と跳び技の、静と動の、テクニック対テクニックの一戦となった。 『ブレインプロレス』のアリスが要所要所で技を極め、 素早い動きを封殺しようとしかけては、それをかいくぐる様に反撃する橙。 結果は動き疲れたアリスを橙が仕留め4度目の防衛。 東プロ内でも最も小柄といえる王者が、最も輝いていると言わんばかりの結果だった。 第6試合LSWタイトルマッチ 破壊王者フランと、王者指名により挑戦者となった四季映姫本部長。 絶対的な破壊者を、本部長自らの力で止められるか注目が集まった。 渋いプロレスを展開する本部長に対し相変わらずの王者だったが 主な必殺技を放たずの勝利。4度目の防衛を果たしたが、 王者挑戦者とも何とも評価し難い試合結果に。 試合後魔理沙が四季映姫本部長に対し、 前大会での旧作コスへの反抗からリング上でレスリングタイツを剥ごうとする。 これを身を挺して阻止した小町。誰もが潰されると思った展開だったが フランが早々に退場、次試合がある魔理沙も不満ながら退場し事なきを得た。 第7試合LTUタイトルマッチ。 紅魔館から永琳,魔理沙,雛が登場、挑戦者として 王者守矢神社組のベルトを狙う。 試合は両者拮抗したまま終盤まで突入。ここで王者組神奈子が大爆発。 対戦権保持のまま相手のサイドメンバーへ場外攻撃を乱発。 リング内でも全員に対し蛇神万力を乱発しそのまま勝利までも握り締める。 王者守矢神社組はこれでLTU王座5度目の防衛。 試合後紅魔館組を挑発する早苗に幽香と 当主フランまでもがリングインし、その場での全面戦寸前に。 しかし幽香と魔理沙が噛み合わず、またフランともすれ違う。 その場での衝突は回避されたものの 次回フラン,永琳,幽香の紅魔館組が 早苗,神奈子,諏訪子の守矢神社組と お互いの意地と強さをぶつける衝突は必死となった。 ますます拡大した悪の組織紅魔館を 各個撃破で本当に止められるのか? 次興行へ全てが持ち越される事となった。 2008年5月18日 次興行『第20回大会詳報へ』 このページを編集
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メニュー トップページ プラグイン紹介 まとめサイト作成支援ツール メニュー メニュー2 メニュー ▼主人公 博麗霊夢 霧雨魔理沙 ▼東方紅魔郷 ルーミア 大妖精 チルノ 紅美鈴 小悪魔 パチュリー=ノーレッジ 十六夜咲夜 レミリア=スカーレット フランドール=スカーレット ▼東方妖々夢 レティ=ホワイトロック 橙 アリス=マーガトロイド リリー=ホワイト プリズムリバー三姉妹 魂魄妖夢 西行寺幽々子 八雲藍 八雲紫 ▼東方永夜抄 リグル=ナイトバグ ミスティア=ローレライ 上白沢慧音 因幡てゐ 鈴仙・優曇華院・イナバ 八意永林 蓬莱山輝夜 藤原妹紅 ▼東方花映塚 射命丸文 メディスン=メランコリー 風見幽香 小野塚小町 四季映姫ヤマザナドゥ ▼東方風神録 ▼東方地霊殿 ▼東方星蓮船 ▼東方神霊廟 ▼黄昏・書籍 ▼旧作 リンク @wiki @wikiご利用ガイド ========================= ここを編集
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自慢の日傘を片手に、幽香は通りを歩く。 何人かの人とすれ違い、それを特には気に留めず。 彼女は微笑を浮かべ、通りを歩く。 そしてある女性とすれ違い、そのまま通り過ぎようとした時。 「どれだけ囲っても、鳥は羽ばたきを求めるものよ。 あなたは巣ではあっても、篭になってはいけない。 まだ、間に合うわ。」 “こいつ…!” しかし幽香が振り返った後には、誰もいなかった。 まるで、その一瞬だけが。 違う時間であったかのように。 ハナノトリカゴ・終章 朱鷺子の身を襲った“事故”から翌日。 暫く休むよう幽香に言われた○○は、部屋で呆然としていた。 “朱鷺子…。” 目を覚ますのだろうか。 今、彼女は寂しくないのだろうか。 まだ少し残る不調の中。 彼の思考には、朱鷺子の事ばかり浮かぶ。 青銀色の髪。 まだ少し幼さの残る、高い声。 自分の目線より、少し低い背。 そして。 いつも嬉しそうに本の話をする時の、笑顔。 揺れるカーテンの隙間からだけ、光が射し込む部屋で。 彼の頬を、一筋の涙が伝った。 花の世話をする為外へ出た幽香は、畑のある一角に来ていた。 その一角は、まだ何も植えられていない土だけがある。 幽香は自らの掌から種を出し。 それを土へと撒いた。 それは一瞬で開花し。 黄色い花を咲かせる。 誰も見た事の無い、黄色い花を。 「師匠…この子はどうすれば、目を覚ますのでしょうか。」 「今は解らないわね。 この毒の解毒剤を作る事は、まだ誰も成功した事が無いもの。 だから、私達がやるのよ。 目の前の患者が人であろうと妖怪であろうと、必ず助けるのが、私の薬師としての、医師としてのプライドだもの。 私達にも。 そしてこの子にも、まだまだ時間はある。 だから、何年掛かってもやり遂げるのよ。 鈴仙、まずは血清の開発から始めるわ。 この子の採血をお願いしていい?」 「師匠…。 はい!!」 一か月が過ぎた。 季節は秋へと変わり始め、向日葵の変わりに、今は秋の花々が開き始めていた。 「おはよ、幽香。」 「あら、何だか浮かない顔ね。」 「んー…何か、変な夢見たんだ。 女の子がずーっと俺を呼んでるんだけど、誰か解らなくてさ。 でも、どっかで会った気がするんだよなぁ…。」 「ふふ…あなたもお年頃かしらね? でも、誰でしょうね。 未来のお嫁さんだったりして?」 「…な!?ち、違う違う!! だって夢だよ?」 “…そうだよ。 だって俺には好きな人が…” 顔を赤らめる○○を見て、幽香は優しく彼の頭を撫でた。 その細められた目の奥に、愉悦と昏い感情を隠して。 “黄色い花異変”と呼ばれた事件が起きたのは、その翌週の事。 厳密には、事件と言うよりは事故である。 幽香が花を試験的に品種改良した所、どうやらその改良自体が失敗だったらしく。 花粉を媒介とした異様な繁殖力により、一時は幻想郷中がその花で埋まってしまったのだ。 人妖問わず花粉症による被害が多発した為、一時は鼻水まみれの博麗の巫女と普通の魔法使いが乗り込んで来る事態となったが。 「ごめんなさいね。 あと3日もすれば勝手に枯れるはずだから、もう少し待てば大丈夫よ。」 ある意味幽香らしくない、素直な謝罪の言葉に幕を閉じたのだった。 ○○は幽香と花の世話をし、たまに幻想郷を飛び回り。 永琳と鈴仙は、朱鷺子の治療の研究を繰り返し。 それぞれが、それぞれに日々を過ごした。 そして、4年が過ぎ。 季節は6月。 「師匠、出来ましたね。」 「ええ、ついに。 後は彼女が目覚めるのを信じて、効果を証明するだけよ。」 “○○…やっと見付けてくれたんだね。 ずっと、待ってたんだよ? あれ? ねえ、何処に行くの? 置いてかないでよ。 あたしを、忘れたの? ねえ、やだよ。 なんで…なんで…” 「………。」 「目が覚めた? あなた、4年も眠ってたのよ。」 「ここは…?」 「ここは永遠亭よ。 あの事故の事は覚えてない?」 「…いえ、覚えてないわ。 あたしはそれで眠ってたの?」 「そうよ。 あなた、自分が誰かは解る?」 「それは解るわ。 ただ、その事故の事は覚えてないの。 …っ!! ねえ、○○は!? ○○は、今どうしてるの!?」 「○○? ああ、風見幽香の手伝いをしてる鳥妖怪の子かしら。 あれ、でもあなた、何で彼の事を知っているのかしら? 彼は4年前の秋に幻想入りしたはずだけど…。」 “…!! …そんな、そんなはずは無いわ。 だって○○と出会ったのは、あの夏のはずで…” 「…いえ、何でもありません。」 「そう? じゃ、少しずつリハビリして行きましょう。 幾ら妖怪でも、4年も眠ってたんだしね。」 約一ヶ月、リハビリは続いた。 旧知の友人達は、次々と見舞いに訪れたが。 ○○だけは、最後まで現れる事は無かった。 退院後、新居の用意など色々と慌ただしい日々を送った。 全てが落ち着いたのは、向日葵の咲く、7月半ば。 4年前、朱鷺子が○○と出会った季節の事であった。 朱鷺子は、太陽の畑に足を伸ばしていた。 ここの主の危険性を知る者ならば、誰も不用意には近付かない場所。 全ては、○○に会う為に。 “広いわね…どこにいるのかしら? わ…” 向日葵畑の中から飛び立つ、美しい黄色い翼。 4年前からは、少しだけ成長した姿。 間違いない、彼だ。 「○○ー!!」 朱鷺子は精一杯叫んだ。 そして降りて来たのは、やはり○○だった。 朱鷺子は思わず彼に抱き付いたが… 「おやおや、君は誰だい? 迷子かな? 女の子にいきなり抱き着かれると、ちょっと照れ臭いんだけど…。」 「…………!? ねえ、あたしが解らないの?○○…」 「いんや、初対面だからなぁ。 解らないのと言われても。 それより、何で君は俺の名前知ってるの?」 「本当に、覚えてないの? 一緒に読んだあの本も。 あの約束も…」 「いや、夢でも見てたんじゃないの? だって君の事知らないし…」 「そう……」 「まあ、知らないものは知らないし…んむ!?」 朱鷺子は彼に近付き。 自らの唇を、彼の唇に重ねた。 「…ん。 あ…れ…?頭が… …とき…こ?」 「思い出したの!? そうよ、朱鷺子よ!! …ねえ、○○。 あの時の答え、聞かせて?」 「…ああ、全部思い出したよ。 目、覚めたんだね。良かった。 朱鷺子。 俺は… ……!!」 突然○○は倒れた。 「○○!?」 そして朱鷺子が倒れた○○に近付こうとした時。 ぐしゃっ… 「え…? がはっ!!」 彼女の腹部を、一筋の光が射抜いた。 「あらあら? しぶとい泥棒鳥がいたものね。 花を食い荒らす小鳥さんは、ここでは駆除の対象なのだけど。 あなたは眠っていたものね、あの花粉は効かなかったのかしら?」 「やっぱり…あんただったのね…。 みんなに…○○に何をしたの!!」 「ちょっと怪我で大人しくしてもらってる間に、花粉で記憶をいじっただけよ? あの花を作るのは大変だったわ。 妖力も大分必要だったし。 “あなたと○○の関係と、○○が幻想入りした時期だけを忘れさせる” そう都合良く作るのはね。 あ、○○に使った花は特別製よ? “あなたの事だけを、綺麗に忘れる” そういう風に作ったから。」 「…あんたは間違ってるわ。 そうやって○○を鳥籠に閉じ込めるみたいにして、○○が幸せだと思うの!? あんたのやってる事なんて、ただの我儘よ!!」 「黙りなさい、泥棒鳥が…! あなたの猫撫で声で、○○が起きちゃうでしょう? 気の利かない子ねぇ。 そうね、うるさい小鳥さんは、静かにさせましょ。」 「あぐっ…!!」 容赦無く、幽香の蹴りが朱鷺子に降り注ぐ。 圧倒的な暴力の前に、朱鷺子は成す術も無く。 やがて蹴りが止んだ時は、彼女は息も絶え絶えだった。 「ふふ…こんな所かしらね。」 がしり。 足首を掴んだのは、朱鷺子の手。 指も腕も折れ、それでも尚、幽香の足を掴んでいた。 「かえして…○○を…」 「…ふん。」 最後の一撃を加え、朱鷺子を足から離す。 幽香は種を掌から撒き。 そこから咲いた花が、朱鷺子を包み込んだ。 「お腹に穴まで開いて死なないだなんて、大した生命力ね。 お子様でも妖怪って事かしら? その意地に免じて、殺さないであげるわ。 その代わり、この子の事は全て忘れなさい? …ごめんなさいね。 この子だけは、譲れないのよ。 例え、何をしてでも。」 痛みと血の味の中、それでも解る甘い香りが、朱鷺子を包む。 “待って…行かないで…。 ○○を…かえして… あ… あ…れ…? あの連れてかれるひとは…だれ…? おもい…だせない…。” 朱鷺子はその後一命を取り留め。 彼女の怪我は、幽香の逆鱗に触れた、不幸な災難として処理された。 彼女に、その時の記憶は無い。 そして、○○の事は。 何一つとして、覚えてはいなかった。 「ん…」 「大丈夫? 畑で急に倒れたのよ、あなた。」 「んー…何とかね。 ごめん、心配掛けちゃったよね。」 「もう…気にしないでいいのよ? あなたが無事だったんだから。」 「うん、ありがと。」 幽香は○○に唇を重ねた。 ○○は、甘んじてそれを受け入れる。 「ん… 幽香…大好きだよ。」 「ええ、私も。 あなたは他の誰でも無い、“私の恋人”なのだから。」 “そうよ。 この子の心を奪った。 この子の身体も奪った。 近付く泥棒鳥も、やっと撃ち落としたわ。” 花の蔓が彼らを取り囲む様に伸び、ある形を作る。 それは、鳥篭に似た形。 その中で、幽香は○○の手足に、そして翼に蔦を絡め。 慈しむ様に彼を抱き締めた。 “…もう離さないわ。 ここが、私とあなたの鳥籠なの。 私だけの向日葵を、永遠に離さない為の鳥籠。 あなたが妖怪で良かったわ。 こうしてさえいれば、これから先、何年も、何百年も。 ずっと、ふたりでいられるもの。 あなたが飛ぶ空は、私の目の中だけでいいのよ? あなたが帰る巣は、私の胸だけでいい。 ここが。 この畑が。 ふたりの為の。 永遠の、ハナノトリカゴなのだから。” 記憶と心を操り。 幽香は、永遠に彼を篭に閉じ込める事が出来た。 しかし。 心のままに鳴く事も、自由に羽ばたく事も忘れた鳥は。 果たして、鳥と言えるのだろうか? 花の鳥籠の中。 眠る彼を抱き締める、幽香の姿は。 彼女自身の心を、自ら永遠の孤独に閉じ込めたかの様だった。 羽ばたきを忘れた、鳥の脱け殻を抱いて。 ハナノトリカゴ・完 あとがき。 このお話のモチーフは、RURUTIAの『愛し子よ』という曲です。 歪んだ母性と恋慕の情の入り混じる感じが表現出来たかは解りませんが、読んでいただいた方、ありがとうございました。 冒頭で幽香に語りかけた女性は、一体誰だったのでしょうか。 事情を知る赤の他人か。 それとも、幽香の最後の良心だったのか。 全ては、皆様の心の中に。
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284 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/17(日) 18 36 12 [ LMlyIF.Y ] 276 モルスァw 枯葉剤が幻想郷入りして 幽香の贔屓にしていた向日葵たちもメディスンの相方鈴蘭も紅魔館の花畑も すべて枯れてしまう様を幻視した 幽香は半狂乱で意味不明なことを喚き散らし メディスンは意外とシクシク泣いてるだけ そして何の落ち度もないのにナイフでハリネズミになる中国